2015.4.28 パッキャオVSメイウェザー(ボクシング)

 世紀の一戦、マニー・パッキャオ(フィリピン)対フロイド・メイウェザー(アメリカ)の戦いが、5月2日(日本時間5月3日)に迫りました。ファイトマネーは、この一戦だけでパッキャオが約100億円、メイウェザーは約150億円と言われています。
 フォーブス誌(米)が発表した2014年スポーツ選手の長者番付では、1位のメイウェザーが1億5百万ドルと、2位のクリスチャーノ・ロナウド(サッカー)の8千万ドルに大きく差をつけトップに君臨しています。この度のビックマッチで、2015年の首位もメイウェザーが獲得すると言われています。ここで、簡単に両選手の戦績を見てみましょう!


マニー・パッキャオ(36歳)
 言わずと知れたフィリピンの英雄。2010年WBCスーパーウェルター級を制し、史上2人目(もう一人はオスカー・デ・ラ・ホーヤ)となる6階級制覇を達成。戦績は、64戦57勝5敗2分(KO38)。プロとしてのキャリアは、1995年(16歳)にライトフライ級(48.99kg)でプロデビューし、スーパーウェルター級(69.85kg)を含む10階級で戦っている。

フロイド・メイウェザー(38歳)
 史上初の無敗のまま5階級制覇を成し遂げた生ける伝説。戦績は47戦47勝(26KO)。プロとしてのキャリアは、1996年にスーパーフェザー級でプロデビューし、2008年にウェルター級の王座を返上し一度引退しながらも、2009年に現役復帰。


 下馬評ではメイウェザー有利と言われています。天才的なスピードとディフェンス力を誇るメイウェザーにパッキャオの破壊力抜群の攻撃がどれだけ通じるか、といった見方が大半の様です。個人的には、同じアジア人であり、数々のビッグネームを倒してきたパッキャオを応援していますが、本当に楽しみな一戦です。テレビでの放送はWOWOWで生中継されます。


おまけ
 両選手とも、天賦の才を与えられたボクサーと言われていますが、彼らの日々の練習の凄まじさが、決して才能だけで残した戦績ではないことを物語っています。

パッキャオ・トレーニング風景

 何だ、このシャドーと思ってしまう圧倒的なスピード。ドコにいる相手をイメージしているのか、常人では理解できないスーパーシャドー。まったくパンチが見えない。ただ、凄さとカッコ良さが伝わってくる。

メイウェザー・トレーニング風景

 むしろ、ミットを受けてるおじいちゃん?が凄いのでは、と思ってしまう。途中からじゃれ合ってるようにしか見えないほどリズミカルな動きとスピードは、やはり天才と言われる所以。

 

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